本学「就業力育成GP」取組みの学習内容
文部科学省の平成22年度「大学生の就業力育成支援事業」に、現代経営情報学部(H23年度よりマネジメント学部)提案「産高大連携とPBLによるIT実践人材育成」が採択され、5年間のプロジェクトを開始しました。本取組は、現在、1年~4年で行われているゼミと呼ばれる教育を変革し、就業力とIT実践力(ITを活用して経営問題を主体的、創造的に対応する力)を育成するものです。
本取組の特徴を表すキーワードとして、次の4つがあります。
- 共通プログラム:企業が求める対人関係力などを育成するために、ゼミ教育の一部の時間を使い、ゼミの枠を超えて、面識のないメンバーとコミュニケーションを取りながら、課題解決を行います。
- PBL(Project-Based Learning):共通プログラムでは、学生が自主的に課題解決を行うというPBLと呼ばれる教育手法を用い、学生の自立性・自主性を高めます。
- 学習支援システム:主体的に学ぶことのできるe-ラーニングを導入し、さらに、学生自らが学習の成長を確認できるポートフォリオ、対話を促進するコミュニケーション環境を実現します。
- 産高大連携:企業人との交流、高校生へのIT指導、他大学の学生と共同研究を行うといった知見を広げるための活動を積極的に行います。

PBLを使った企業人との合宿研修
合宿研修という形で、学生を5人ずつのチームに分け、ITに関するテーマについてPBLを行いました。面識のない他のゼミの学生との共同作業(共通プログラム)は学生達も初めてで、最初は、かなり緊張していましたが、企業人のアドバイスを得て(産学連携)、他のメンバーとコミュニケーションを取りながら、自主的に「課題を解決する」学習を通して、大きな達成感が得られたようです。

就業力育成のための学習支援システム
次の三つの機能をもつ、最新の学習支援システム「学びの場e-com」を開発しました。
- 交流の場(e-communication):学生間の対話を可能とするコミュニティ機能
- 学習の場(e-study):基礎知識の学習を何時でも何処でも行うことのできるe-learningの機能
- 成長記録の場(e-portfolio):継続的学習成果の蓄積と、その確認・分析が行える機能

対人関係力を鍛えるミーティング教室
PBLの学習を促進するために、チームでの対話や作業がしやすい教室を作りました。各自が1台の最新式のパソコンを使い、ネット環境を駆使し、アイディアが出しやすい教室環境を整えました。この教室なら、メンバー間との距離も近く、パソコンを使って、すぐに資料を作ることもできます。また、大画面に自分たちの意見を映してプレゼンすることも、全てのグループの意見を1つずつの画面に映して、見比べてみることもできます。



